ホピ族Bennett Kagenvemaによるカチナのリングです。

カチナはホピ語で精霊を意味していてとても神秘的なモチーフの一つです。

こちらのリングはカチナが連なって描かれていて、Bennettの得意とする表現方法です。
神話のワンシーンを現したような素晴らしい作品です。
逆サイドにはホピのレンガ造りのアドビが細かに描かれています。
オーバーレイ技法とイングレービングを駆使して作られています。

リングのお直しはあまりおすすめしないデザインですが、ご希望がありましたら一度ご相談ください。



ベネットカゲンベマ / Bennett Kagenvema
1964年生まれ
1982年からホピジュエリーの制作を開始し、他のアーティストとは一線を画す極繊細なカットを駆使した作風が持ち味。
とても細かなカッティングに加え、エングレービングと言われるシルバーの表面に彫り込みを施してザラザラとしたテクスチャーにする技法を使うことで、絵画のような表現を可能にしています。
作品ではホピ族の精霊であるカチナを題材にすることが多く、神話の一場面やストーリー性を感じるデザインもベネット氏の大きな魅力です。
陰影や、布の質感、動物の毛並みまで描きだす細かいディティールはまさに職人技。まるで今にも動き出すかのようなカチナや、そよぐ風を肌に感じるほどの風景はいつまでも眺めていたくなる素晴らしさです。
アートショーでの受賞歴も多く、数々のインディアンジュエリーに関する洋書でも取り上げられています。
制作する数が限られているので、作品の希少価値も高くなっているアーティストです。



部族ホピ族
アーティストBennett Kagenvema
素材STERLING SILVER
Made inUSA
サイズ20号
幅: 9mm
注意インディアンジュエリーは1点づつ手作りで制作しています。そのためハンドメイド特有の歪みやズレ等があるため、表記サイズには多少の誤差が生じます。
こちらの商品は実店舗でも販売しております。更新は随時行っておりますが売り切れの場合もありますのでご了承くださいませ。画像の色はお使いの環境等により実物と異なることがあります。