ホピ族ルーベンソフキーによるチェーンがセットになったオーバーレイペンダントです。

クラウドメイデンカチナがモチーフになった1点。
カチナはホピ語で精霊を意味していてとても神秘的なモチーフの一つです。
カチナの顔部分にはシルバーの表面がデコボコとした質感のトゥファシートを使い作られています。
ルーベンのトゥファは自分でシルバーを溶かしてからトゥファシートを作るので、他にはない特徴的な表情を持つ作品になっています。

また、ところどころにイングレイビングを駆使し、鏡面の艶との対比も絶妙なエッセンスになっています。
チェーンはハンドメイドのホピチェーンがセットになっていますが、バチカン部分にもひと手間かけていて、幾何学的な模様に切り抜かれていて素敵です。
細部までこだわり抜いた見どころ満載の作品です。

分厚いシルバーを高度なカッティング技術でカットしているのでシンプルながらも凄みのある存在感があります。
大胆な構図と研ぎ澄まされたデザイン性、しかしどこか懐かしいようなホピジュエリーの持つ温かみとの融合が、ルーベンワールドに引き込まれる逸品です。



▶オーバーレイとは
酸化させたシルバープレートと、デザインを切り抜いたもう一枚のシルバープレートとを重ね合わせて制作するホピ族の技法。
まず上になるプレートに下絵のデザインを描き、そのデザインを髪の毛ほどの細さの糸鋸で切り絵のように切り抜きます。その後切り抜いたプレートを下のプレートと貼り合わせます。
次に下のプレートには小さなタガネを打ち込み表情を付け、硫黄などを使い硫化(イブシ)させ黒くします。そうすることにより切り抜いたデザインをきれいに浮かび上がらせるのです。



ルーベンソフキー / Ruben Saufkie
1960年生まれ/1988年から制作開始
ウォータークラン
ロイタラハフテワから学ぶ。
ホピジュエリーの草創期を支え、オーバーレイ技法を広めたポールソフキーの孫にあたる。
デザイン力に秀で、ホピカルチャーを根底に独創的な世界観を持つホピアーティストです。
彼が作る作品はどれもパワフルなエネルギーに溢れ、大胆な構図ととても高度なカッティング技術を用いて彼にしか作りえないアートへと昇華しています。



部族ホピ族
アーティストルーベンソフキー
素材STERLING SILVER
Made inUSA
サイズトップ部分(バチカン除く): タテ64mm/ヨコ47mm
バチカン内径: 10x8mm
チェーン: 62cm
注意インディアンジュエリーは1点づつ手作りで制作しています。そのためハンドメイド特有の歪みやズレ等があるため、表記サイズには多少の誤差が生じます。
こちらの商品は実店舗でも販売しております。更新は随時行っておりますが売り切れの場合もありますのでご了承くださいませ。画像の色はお使いの環境等により実物と異なることがあります。