ズニ族のアーティストによるインレイリングです。
制作年代は不明。
トラディショナルなマルチカラーの組み合わせがビンテージならではの雰囲気たっぷりの一点。
使われいているのは、やや緑がかった淡い色合いのターコイズ、美しい光沢のホワイトシェル、オレンジから赤へのグラデーションがみられるスパイニーオイスターシェル、ブラックジェットで、色とりどりの石や貝をシェイプしてデザインしています。
シルバー部分は肉厚で着けた時に心地よい安定感があります。
今ではめっきり見かけなくなってしまった貴重な作品です。
▶インレイとは
ターコイズやシェルの天然素材を削り出し、はめ込んでデザインしていくズニ族の作り方で象嵌細工とも言われます。
シルバーで作った枠に合うように色とりどりの石や貝から選び出し、カットして削り、はめ込み、さらに表面やサイドを磨き上げて作る、とても手間のかかる技法です。
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